【メルマガ創刊号】
メルマガ登録ありがとうございました。
このメルマガは、私が税理士として経験したことを基に中小零細企業の経営者(将来の起業希望者含む)向けに、会社経営の基礎の基礎として書いていくものです。
ですから、かなり説明がくどいこともありますが、ご容赦ください。
ある程度事前に勉強されている方、経験が豊富な方にはもの足りないかもしれませんが、そのような方々には知識の確認、こんな考え方もあるということで参考にしていただければ幸いです。
【法人とは!】
会社とは別名「法人」とも呼ばれますが、法的人格を認められています。
法的人格が認められているということは、法律で一人の人間と同じ様に権利義務を認められているという意味です。
株式会社ABCという会社があれば、株式会社ABCとして商品を売買したり、不動産を購入したりできるのです。
そして、そのような権利だけでなく、納税などの義務もあるのです。
ですから、自分の会社でも自分とは違う別個の存在であることを、理解しなければいけません。
たとえ自分が100%出資した会社でも自分とは違うのです。
別個の存在ですから、会社から社長である自分に給料を払うことができます。
ただ、法人格が認められるためには、ほかの人から見て会社の内容を確認できるように、会社の内容を登記しなければなりません。
登記をして初めて法的人格が認められるのです。
この会社内容の登記は商業登記と呼ばれていて、土地建物の内容を登記する不動産登記と区別されています。
そして、登記してある内容は履歴事項全部証明書として管轄の法務局で証明書の発行を受けることができます。
(20009.09.07配信、2009.10.07公開)