【メルマガ第016号】
『タクシーだってやり方次第で稼げる』
小泉改革の規制緩和でタクシーは過当競争になり、稼げないと言われています。
しかし、そんな中でも売上を上げている方々がいます。
その内容はある意味「企業秘密」だ思いますが、Hatena::Question に載っていたものをご紹介いたします。
質問者「東京23区武三地区で、タクシーの営収につながる情報を教えてください」
ある運転手さんの回答
「通勤時間帯は、ターミナル駅で待ち、遅刻すれすれの通勤客をピストンで運転
し稼ぐ、10時くらいになったらホテルに行き、ロングの客を待つ。ロングで
上がったら、遅めの昼食をとり夕方まで休息をする。4時頃から大手企業の近隣
に行き、接待等の搬送で稼ぐ。
1日をピストン→ロング→休憩→ピストンという流れにするのがいいようです。
試してみたら如何ですか。」
また、別の回答の中には「流しは左回りが大原則」というのもあります。
実際に私も経験したことがあるのですが、車は左側通行ですから左側(歩道寄り) の車線を走るほうがお客様を拾えるのです。
それなのに、片側2車線の右側を走っているタクシーが結構多い。 私は、それでタクシーを拾えなかったことが何回かあります。
また、私が前にブログで紹介した元経営者の運転手の方は、歌舞伎座などの芝居の 終わる時間を調べて客待ちすると言っていました。
芝居を見るような人は、タクシーを乗る確率も高いと思ったのでしょう。
それ以外にも、大企業社員の多く住む高級マンションを調べ、出張に行く時間を狙う こともあるようです。
自宅から羽田空港などに行く人を狙うのです。
羽田空港からタクシーを利用する人をリサーチして、出張に行く時間などを考えれば 分かるのではないでしょうか。
何も考えないで流してもお客を拾える確率は低いのですから、駅で客待ちを するのでしょう。
これでは、稼げる人と稼げない人では売上に大きな差が出るのは当たり前です。
どうですか、どんな仕事も工夫次第と思いませんか。
そして、経営を学んで起業を成功させたいと思いませんか。
会社を経営する場合は、資金繰りも考えなければなりませんし、そのために、銀行 との付き合い方も勉強します。
最初からわかる人はいません。
だから、経営を学ぶのです。
一緒に経営の勉強をしましょう。
今後とも、よろしくお願いいたします。
(2009.12.28配信、2010.01.17公開)