【メルマガ第026号】
『独立して初めて分かることがある!』
今日は独立して初めて分かることがあるという題です。
ことばを変えて言いますと、独立しないと分からないことがあるという
ことです。
働いていて店長などを任され、経験を積んで自信ができ独立するという
パターンが多いと思います。
店長として働いているときは、こんなに売上があるのに自分の給料が
少ないと不満を持っている人も多くいます。
売上の半分も貰えませんから、分らない人は不満でしょう。
しかし、そのような人が独立すると、まず資金繰りに苦しみ、社長の
気持ちがよくわかるというようになるのです。
会社(お店)を経営するということは、思った以上に目に見えないお金が
出ていきます。
家賃、水道光熱費、開店資金を借り入れで賄った時は、借入返済、支払利息
など様々な経費がかかります。
そして、働いていた時は遅く感じた給料日も、支払側に回りますと早いと
感じるようになります。
このようなことがどうして起きるかと言いますと、経営についての勉強を
していないので、計算ができないからです。
自分の任されているお店の売り上げは分かっても、それ以外の経費が
どの程度かかるか分からない。
計算のできない人が、会社を経営しても上手くいくわけがありません。
私は税理士として、そのような方々をたくさん見てきました。
ですから、この『起業戦略塾』を立ち上げ、皆さんと一緒に勉強しようと
思ったのです。
ただ、いままではがむしゃらにやってきましたが、これからは、本当にやる気
のある方々と一緒にがんばりたい。
いつも何かをしてくださいというような受け身の考え方では、この激動の
時代を生き残ることはできません。
私と一緒に会社経営について考えましょう。
今後とも、よろしくお願いいたします。
(2010.03.15配信。2010.04.09公開)