【メルマガ第027号】
『みんなが知った時がピークです!』
いまインターネットの発達により、多くの人が同じ情報にふれることが
できます。
そのことは大変素晴らしいことですが、みんなが同じ行動に走りやすいと
いうこともできるので、怖い面もあります。
良いことは加熱しやすくなり、悪い時は冷めやすいのです。
今回の世界同時不況も、悪い情報が世界中を駆け巡り、広がっていきました。
ある商品が売れている場合、自分も真似をして売ろうと思っても、みんなが
同じように売ろうと考えます。
どんな時もそうですが、情報がでた時が、その商品のピークであることが
多いのです。
常に話題の商品を追いかける人がいますが、最初は売れても最後は在庫を
抱えて苦労する結果になります。
需要を追いかけるより、需要を創造しなければ長続きしないのです。
日本経済は団塊の世代と言われる人たちがリードしてきました。
高度成長期に電化製品の三種の神器と言われた白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機は
団塊の世代が家庭を持った時が、多く売れたのです。
そう考えますと、団塊の世代の方々が定年を迎えリタイヤするのに合わせた
企画商品の開発を進めたい。
銀行が退職金を狙い、旅行会社が記念旅行を考え、国税庁も相続財産に課税
することを考えているかもしれません。
このように先を読んで考えた人が、勝ちます。
このようなことは、勉強している人には当たり前であっても、まったく
気がつかない人もいます。
私と一緒に勉強しましょう。
今後とも、よろしくお願いいたします。
(2010.04.15更新)