ローソンの戦略

コンビニと言えばセブンイレブンと言われるほど、コンビニ業界のトップ企業は

セブンイレブンですが、その背中を追っているのが新浪剛史社長率いるローソンです。

 

この若き経営者が、何を考えて行動しているのかという分析を行い、ローソンの

戦略を勉強したいと思う。

 

1.ローソンの店舗戦略に学ぶ・何を目指すのか!(2009年1月14日のブログから)

 

私は、ローソンの新浪剛史社長の経営手腕を、高く評価しています。

 

それは、経営戦略を立て、それに基づいて経営されている、その姿勢が

すばらしいからです。

 

先日もこのブログで、ローソンストア100について取り上げました。

(税理士森大志のひとりごと「ローソンストア100・たかが1円されど1円」参照)

 

その記事を書いた翌日(1月10日)の朝日新聞で、新浪剛史社長のインタビュー記事が

ありました。

その中で、新浪社長は次のように述べています。

 

「地域密着が生き残りのキーワード。生鮮品や加工食品の扱いを増やし、主婦が

日々の買い物にちょくちょく来てくれる店を増やす。ライバルは地元のスーパーだ。

105円均一のプライベートブランド(PB)商品も拡充する。『より安値』を求めるデフレ

傾向が強まるなか、コンビニだから定価販売が許されるという時代は終わるだろう」

 

この記事のなかではふれていませんでしたが、私はローソンの戦略が、来るべき

高齢化社会を見据えているのではないかと思っています。

 

日本は確実に高齢化社会に向かっています。


 

それも世界に類をみないスピードでです。

そして核家族化も進んでいます。

 

昨年のガソリン価格高騰時に郊外店の売上は大きく落ち込みました。

総合スーパーしかり、ファミリーレストランしかりです。

そして、最近の若い人の車離れです。

そのうえ、ますます都市に人が集中しています。

特に、都市では生活が便利なこともあり、お年寄りが意外なほど多いのです。

 

そういう人たちをターゲットに、都市に集中出店を考えていると思われます。

歩いていける距離にあるコンビニが、将来売上を伸ばす、生き残ると考えていると

思います。

 

そのために、ローソンストア100でお馴染みの105円のPBを拡充する、

生鮮食品(小分けして販売)に力を入れていると思うのです。

 

今日ローソンに買い物に行きましたが、105円のPBが置いてありました。

いままでは、おやつのお菓子類が多かったのですが、総合スーパーのPBでも

お馴染みの、カレー、パスタソースなどが入り口近くに置いてありました。

 

しっかりとした戦略に基づいて、経営されていることが分かります。

コンビにはメーカー品の定価販売というイメージも強かったのですが、今では

お惣菜の販売もしています。

 

核家族向けの商品を考えていると思います。

このように、戦略を立てて経営している新浪社長がライバルと見ているのが、

地元スーパーです。

 

地元スーパーは食品スーパーが多いのですが、生鮮食品を小分けして販売

しており、特売では80円から90円で販売している生鮮商品も多くあります。

当然のように、105円で販売しているお店を意識していると思われます。

このようにすさまじい競争をしており、このような競争は私たちにはありがたいの

ですが、これから勝ち負けがハッキリすると思われます。

 

 

いままで定価販売が当たり前であったコンビニですが、いまのデフレ経済下では

それも通用しなくなりました。

 

新浪剛史社長はその動きを先読みして、ローソンストア100に力をいれて来たの

ですが、その戦略の正しさが分かります。

 

時代の流れを読み、その流れに乗るためにどのようにローソンの舵を切るのか。

 

今後も目が離せません。 

 

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