【メルマガ第040号】
『価格競争を勝ち抜こう!』
日本経済の現況は、輸出好調、内需不調という流れになっています。
そして、その輸出もギリシャ危機を発端としてEU経済の不安が顕在化
するのに伴い、予断を許さない展開です。
そうしますと、内需不調の流れはここしばらく続くという前提で考えな
ければならないと思っています。
最近になり、あのワタミも低価格居酒屋を出店するとのニュースが
流れました。
良い悪いは別として、次々に低価格居酒屋、飲食店が新業態として
オープンしましたから、無視できなくなったのでしょう。
そして、いままで、業績の悪化したお店をリストラして閉店してきた
ファミリーレストン業界ですが、ここにきて新しいコンセプトで攻勢を
かけるようです。
閉店したお店を居抜で経営する会社が好調なのを見て、これ以上の
リストラ閉店は、ライバル店を増やすことに気が付いたのかもしれません。
リストラで店舗を閉店する会社もあれば、同じ店舗をそのまま居抜で
生かし経営することを考える会社もあるのです。
当然にそのまま利用できれば、開店時に大きなウェイトを締める内装費を
抑えられるのですから、競争でも有利になります。
最近は、サラダバー付きの飲食店が好調のようですが、今後同じような
お店が増える気がします。
いずれにしても、大手チェーンも手をこまねいているのではなく、
リストラが一巡していますので、新たなコンセプトで攻勢をかけて
来るのは間違いありません。
攻撃は最大の防御なのですから。
そうしますと、飲食業界の競争はこれから益々激化すると思われます。
時代の流れを読み、それに合わせて行く。
私と一緒に勉強し、生き残りましょう。