私の事務所には、飛び込み営業が良く来ますが、営業について考えてみたいと思います。
いつも不思議に思うことがあります。
私の事務所は会計事務所ですから、毎月顧問先の会社の決算があり、従って
月末が特に忙しいのです。
それなのに月末に営業に来ます。
先日も、電話での営業がありました。
忙しい時にかかってくる営業の電話は腹立たしい。
マイナスだと思います。
相手の会社のことを理解しているか、疑問です。
ただ闇雲に営業に回っているとしか考えられません。
それでは、営業成績が上がるわけがありません。
また、求人募集の広告会社の社員も良く来ます。
何回も何回も来るのです。
しかし、私の事務所は求人募集をしていません。
何のために、何回も来るか判りません。
無駄だと思います。
そして、商品取引の営業マンも良く来ます。
一生懸命、商品取引を勧めるのですが、私は商品取引が嫌いなので
やらないと断ります。
しかし、これもまた、しつこい位何回も勧めてきます。
私は、商品取引が嫌いだと言っている訳ですから、いくら勧めてもやるわけが
ありません。
これもまた、時間の無駄です。
営業成績の良い営業マンは、見極めが早いと聞いたことがあります。
買う意思のない人に何回も営業しないそうです。
この人は、勧めれば買う人かどうか判るのかもしれません。
根性とかで、何回も通ったことにより購入する人がいることをまったく否定する
ものではありませんが、無駄な営業が多いのも事実です。
今のこの厳しい時代は、価格が大きなポイントを占めるのは間違いありません。
まず、相手の会社を理解することが大切です。
そして、何を求めているか分析するのです。
今は、適切な提案営業をしないと誰も買ってくれないのです。
そのためには、勉強しなければなりません。
そして、そういうときに、顧問先の方々と一緒に経営について考えるのも、
私たち税理士の仕事だと思っています。
一緒に勉強しましょう。
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