介護保険制度が創設され、介護事業に民間業者が参入
しましたが、それは、高齢化が進み高齢者が増えるから
将来有望と言うことだったと思います。
前に問題になったコムスンもそうだったと聞いたことが
ありますし、新規開業した方も多かったのです。
ここで、考えなければいけないのは、介護保険制度に基づく
介護事業は、介護保険料を原資としていることです。
私は、現状の介護保険制度は無理があると思っています。
在宅系サービスを考えると、人手に頼る仕事が多く合理化
の余地が少ないのです。
ですから、厚生労働省は払えるお金が限られている
(介護保険料を原資としている)ので、介護の内容を
いじったりして、小手先の改正でごまかしています。
居酒屋を経営しているワタミは、老人ホームは経営して
いますが、在宅系サービスには手を出しません。
コムスンの事業譲渡の話でも、そうでした。
合理化の余地のない事業では、企業として採算が合わ
ないし、工夫のしようがないのです。
これからの日本は間違いなく少子高齢化が進みます。
ビジネスチャンスでもあります。
新規事業を考えるときは、冷静に考え分析することが必要です。
間違った判断をしないように勉強し、新しいビジネスモデルが
構築出来るかが重要なのです。
単に介護を受ける人が多いからというような理由で会社を
始めても、理想は分かりますが、成功は難しい。
私と一緒に勉強しましょう。
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