私の事務所は東京の豊島区池袋にあります。
池袋という繁華街にありますので、飲食店も周りに数多くあります。
事務所の近くにオープンした居酒屋さんで早い時間のほろ酔い
セットが店先に飾ってありました。
当然に、早い時間の集客を狙っていると思われます。
この早い時間の、「ほろ酔いセット」「ビール一杯100円」などの
割引はよく行われます。
しかし、私はこの早い時間の割引に疑問を持っています。
ターゲットと目的が明確であればよいのですが、そうでなければ
意味がないと思っています。
ある居酒屋で早い時間ビール100円というのをやっていましたが、
そこの親父さんが言うには、それだけが目当ての客しか来ないと
嘆いていたのです。
早い時間のビール100円を目玉に、追加を頼んでもらうという
目論見がうまくいかないのです。
できるだけ安く飲みたいというお客様しか来ないのです。
ある程度お金の使えるお客様は、早い時間はまだ仕事をして
いて飲みにいけません。
しかし、それでもいい場合があります。
自分がお客で飲みに行ったときを考えてください。
お客の入っていないお店は入りづらくありませんか。
初めて行くお店であれば、悪いお店だからお客がいないと
考えてしまいます。
ですから、そういうときにお客のいる店にしたいという目的を
もって「早い時間の割引」をやるんであれば、それは意味が
あると思います。
ただ単に他かがやっているから真似をするのでは、意味が
ないのです。
このように、よく分析してメニューを考えることが必要だと思います。
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