今日のタイトル「会社が本当に困った時に助けるのは社長です」
ということばを聞いて何を言っているのだろう、と思った方も多いと
思います。
会社の経営が軌道に乗ってきた時、業績が良くなって来た時に
社長の給料を上げるのは普通です。
私は、そのような時に給料のアップ分を積み立てることを勧めます。
会社と言うのは、いつ何時、何が起こるか分からないからです。
リーマンショック後の世界経済がいい例です。
ある会社では売上が半分になり、それが数カ月続きました。
この会社は銀行から融資を受けることが出来ましたが、もし
融資が受けられなかったら、どうだったでしょうか。
下手をすれば倒産したかもしれません。
給料のアップ分だけ、生活水準を上げるのであれば手元に
お金は残りません。
給料のアップ分だけ、なかったことにして積み立てておけば、
本当に会社が困った時に、会社に貸付、助けることが出来
るのです。
ですから、会社が本当に困った時に助けるのは社長なのです。
実際にこのように考えて、積み立てている社長は多くいます。
皆さんも実践してみてください。
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