インターネットの発達に伴い様々なサイトが競っています。
たとえば、飲食店であれば「ぐるなび」、「食べログ」などの
有力なサイトがあり、個人の方が運営している有名ブログも
あります。
最近はそのような中で、一般の方が書いた「口コミ」を読んで
実際に利用するか決めるという人も多い。
この口コミ、良いことが書いてあればお客様が急増し人気店に
なることもあります。
逆に悪いことを書かれますと、客足が落ちたりしますから無視
できません。
私はこの口コミが、意外に厄介なものだと思っています。
ある飲食店の店主は、この口コミが気になってしょうがありません。
特に、マニアックな方の書くブログの内容、人気ランキングを
常に気にしています。
気にする(尊重)ことは悪くありませんが、常連客である特定の
お客様の要望に左右されますと、経営に影響が出ます。
気に入ってもらおうと、裏メニューなるものを出すお店も
あるのです。
当然に、自慢したように自身のブログに書きますから、
裏メニューを提供されない人は面白くありません。
また、経営内容に影響を与えるような要望をいう人も
いますから、困ります。
特に、会社経営について分からない人は、無理なことを
いいますから、要注意なのです。
良い原材料を使うことは、当然に原価が高くなることを
意味します。
行列のできるお店で、原価率が高くなりすぎて儲からない
というような笑えない状況もあるのです。
そうはいっても口コミは重要な集客源でもありますから、
『口コミは尊重するが惑わされない!』というスタンスが
大切なのです。