最近しみじみ考えさせられます。
むかし、雑誌などに頻繁に取り上げられたお店が
あります。
味が良く、サービスも良く、内装もオシャレで一等地に
あるのに安い。
ただ、安いと言っても普通のお店よりは高いのですが
それは、内装にお金をかけているのと家賃が高い
からです。
このようなお店がいま苦戦しているのです。
先日、若い人に人気のあるサイゼリアに行きましたが、
お客様でいっぱいです。
ご存知の通り、価格が安く、価格の割に味もまずます。
今はやりのドリンクバーもあり、昔の喫茶店のような感じです。
同様に均一料金の居酒屋も、若いお客様でいっぱいなのです。
これは、消費者の二極化が進んでいるからと考えられます。
特に今の若い人たちは、物心ついたのがバブル崩壊後ですから
、バブルの経験がありません。
大学を卒業しても就職難であったり、収入も多くないので財布の
ひもは固いのです。
商品戦略、客層戦略を考えるときに価格を抜きに考えられません。
まず、価格ありきで商品開発が必要なのです。