経済情勢厳しい中、フランチャイズ加盟を検討する
会社も多くあります。
加盟金を払ってもフランチャイズ本部のブランド力に
期待しての判断だと思います。
そのフランチャイズですが、意外に直営店より加盟店
の方が売上が多いこともあるのです。
それはなぜか。
フランチャイズ直営店は、要するにサラリーマンが経営を
任されています。
それに引き換え加盟店は、人生をかけて加盟する人も
多くいます。
そうしますと、気合いと言いますか真剣度の差が出ます。
借金をして開業した人はなおさらです。
これから、忘年会の時期ですが私が経験した例をお話しします。
ある飲食大手チェーン店(直営店)で忘年会をしました。
その時に言われたのは、宴会時間は2時間でした。
もう少し時間がほしかったのですが、宴会シーズンでもあり
不満がありましたがしょうがないとあきらめました。
そして、2時間が過ぎ時間になったので、宴会終了と言われました。
しかし、次の宴会はなくあいているのです。
それでも、終わりにしてくれと言われ二度と利用しないと思いました。
おそらく繁華街にあるお店なので、次から次とフリーのお客様が
いくらでも来た時代です。
もし、私が店長でしたら本来は2時間ですがもう少し良いですよ、
と言います。
これが自分のお店(加盟店)だったら、固定客を増やそうと違う
対応をしたはずなのです。
このちょっとした事の積み重ねが、大きな違いとなるのです。
普通のことが中々できなのですが、自分がお客だったら
どうかと考えれば良いのです。
繁盛店は、そんな普通のことができるお店なのです。
最近、あのマクドナルドも直営店をフランチャイズ加盟店に
変更しています。
加盟店の中で経営のうまい会社に多店舗化してもらったり、
優秀な社員を独立させた方が、経営成績が良いのです。