飲食店の不振が言われて久しい。
今日の日本経済新聞の記事でも大手チェーンは、
リストラを強化するようです。
ファミレス事業を縮小し、専門店を強化するそうです。
よくある不振事業をリストラし、経営資源を良い事業に
集中するのです。
ここまでは、よくある話です。
ここでこれから力を入れる業態が、ハンバーグ、ステーキ
を中心にしたお店なのです。
それも、ロイヤル、すかいらーくなどの各社が同様にです。
ステーキハンバーグけんと言うステーキ、ハンバーグを
メインしてサラダバー、スープバーが食べ放題のお店が
順調にお店を増やしています。
そこで、ロイヤルは「カウボーイ家族」、すかいらーくは
「ステーキガスト」という同じような業態を試験的に出店
してきました。
それが、好調なので本格的に力を入れるのです。
同じ業態では、ゼンショーが展開する「ビッグボーイ」も
ありますから、これから熾烈な戦いが始まります。
何が言いたいかと言うと、一つの業態が上手く行きますと
他社が必ず出てきます。
ですから、今良いと言うことは、もしかしたら今がピークかも
知れないのです。
今、ワイン業態が良いと言われています。
だからでしょうか、急速にワイン業態のお店が増えています。
飲食業界と言うのは、このようなことを繰り返しています。
これから出店する人、業態開発する人は慎重な対応が
望まれます。
経営と言うのは一生勉強です。
私と一緒に勉強しましょう。
(2011.05.26更新)