アメリカの景気拡大が停滞しています。
できることはなんでもやると、オバマ政権は景気拡大
に力を入れてきました。
金融緩和を行い資金を潤沢に供給し、景気が落ち込ま
ないように努力してきたのです。
航空機が飛ぶように、離陸までは政府が手助けし、あとは
自力で飛ぶことが求められています。
しかし、現実はなかなか思うように行きません。
日本においても、リーマンショック後の景気低迷を自動車
補助金、減税、エコポイントなどで凌いできました。
また、新興国経済の成長、アメリカ経済の復活などに助け
られたのも事実です。
日本は今、東日本大震災、福島第一原発事故の対応に追わ
れていますが、世界経済の動きを無視できません。
新興国経済の成長鈍化、アメリカ経済の低迷、そして
ヨーロッパ経済がおかしいのです。
それから、中国経済も目を離せません。
日本が国内問題に目を奪われているときに、世界経済は
微妙な状況になっているのです。
世界経済の動向は日本経済に大きな影響があります。
アメリカ、ヨーロッパ経済の停滞に注意しましょう!
(2011.06.06更新)