銀行などの金融機関が融資を断ると、すぐに貸し渋りと言う人が
います。
銀行だって慈善事業ではありませんから、融資をするときに貸倒に
ならないように気をつけています。
預金者からお金を預かって貸出しているのですから、当たり前の
ことです。
前に私が書いている別のブログで、最近では金融機関の貸し渋りも
ほとんどないと言う記事を書きました。
その記事に対して、不動産会社の経理を担当している方から、
あなたは税理士として中小企業の味方ではないのですかとコメ
ントをもらいました。
その人が言うには、お客様の住宅ローンの申し込みが最近断ら
れたので貸し渋りだと言うのです。
前には同じような条件の人で、審査が通り住宅ローンが組めたと。
一見、この不動産会社の経理担当の人の言うことが正しいと
思えます。
いまこの記事を読んでいる方も、そう思ったかもしれません。
事例をあげてご説明いたします。
あなたが銀行員だったとします。
Aさんが住宅ローンの申し込みをした時は、将来的に土地価格
の上昇が見込めるとしたら、Aさんの住宅ローンはOKするで
しょう。
Bさんが住宅ローンの申し込みをした時は、将来的に土地価格
の下落が予想されるとしたら、Bさんの住宅ローンにOKするか
考えるでしょう。
購入する住宅を担保に住宅ローンを貸すのですから、当然です。
また、銀行が儲かっている時は多少の貸倒があっても利益で
カバー出来ますが、銀行が赤字の場合は融資に慎重になる
のです。
このように、様々なことを考えて融資と言うのは決まります。
いつも金融機関の態度が同じ訳はないのです。
だから、私は日本経済新聞、経済雑誌等々を読み景気判断
に役立てています。
また、経営者の方々とは、いまは融資が受けやすいとかの
情報交換をしています。
経営と言うのは一生勉強です。
私と一緒に勉強しましょう。
☆美容経営の森大志税理士事務所は、経営について一緒に考える税理士事務所です。
ですから、税務顧問契約で経営も相談できます。(売上が上がれば元はとれます)
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