前回は、マクドナルドの戦略的閉店の話をしました。
日本マクドナルドホールディングスが戦略的閉店を
した平成22年12月期の、連結損益計算書には次の
ような記載があります。
また、当連結会計年度に閉店した店舗から発生した
損失額を店舗閉鎖損失として計上しております。内訳
は次のとおりであります。
(百万円)
有形固定資産除却損 3,936
原状回復費用 3,166
賃貸契約解約違約金 1,765
その他 869
合計 9,738
ここまで、引用です。
店舗を閉店すれば、内外装の除却損、原状回復費用
などの損失が発生します。
日本マクドナルドホールディングスは、97億38百万円
発生しました。
同様の損失は、美容室が閉店した時にも発生します。
会社の決算書では、損益計算書の特別損失のところに
記載されます。
この特別損失(とくべつそんしつ)を特損(とくそん)と
呼んでいます。
多店舗化している美容室オーナーは、美容室を閉店
する時には、特損がどのくらい発生するか計算する
のは言うまでもありません。
当然ですが、私も一緒に計算し考えます。
特損とは何ですかでは、駄目なのです。
ある美容室のオーナーは、事前に取引銀行の支店長に
特損の内容を説明しています。
こういうことも含めて、経営の勉強が必要なのですね。
経営と言うのは一生勉強です。
私と一緒に勉強しましょう。
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