サービス業の場合、どんな会社でも普通は1店舗からスタートです。
会社が大きくなり2店3店とだんだんお店が増えて行きますが、それに伴い
経営者が直接管理するお店が少なくなり、店長、マネージャー(以下、店長等という。)
にまかせるようになります。
当然に、最初のお店がうまくいったので、お店を増やしたのですが、3店目ぐらいから
お店の運営がうまくいかないことが結構あります。
運営がうまくいかないケースを考えますと、社長に対する店長等からの報告と、
実際の内容との間に乖離があるのです。
技術者としての能力と管理者としての能力とは別なのですが、技術者としての
能力で店長等を決める場合が多く、管理できないのです。
そして、都合の悪いことは報告しないのです。
その場合、社長が実際に指示をだし、問題の解決をはかる必要があるのですが、
店長等にまかせているので報告をそのまま受け入れてしまうのです。
現場にひんぱんに顔を出すと、店長が嫌がるので、社長は現場にいかず報告を
受けるだけですませたりします。
実際に会ったことですが、私にまかせてください、私を信用できないのですか等
言われて遠慮してしまうことがあります。
しかし、遠慮してはいけません。
まかせることと、確認することはちがうのです。
自分の目で確認し、適切な指示を出さなければいけないのです。
(「百聞は一見にしかず」参照)
そうでないと、手遅れになることがあります。
もし、直接店長等にはなしづらいのなら、外部ブレーンとしての税理士等を
活用しましょう。
税理士党の役目として、経営者に変わって店長等に話すこともあるのです。
森大志税理士事務所(←クリックしてください。)