株式会社レインズインターナショナルと言っても、分らない人の

ほうが多いと思います。

 

しかし、「牛角」と言えば知らない人はいないほど、特に若い人は

誰でも知っていると思います。


その「牛角」から始まり今では、「温野菜」「鳥でん」「土間土間」

「かまどか」「レッドロブスター」「てっぱちや」「牛角食堂」「魚角」

「カレキチ」等を経営している会社です。

 

第一号店を三軒茶屋にオープンしたのですが、当初は大変

苦戦したそうです。

 

その、焼肉の牛角がどうやって現在の繁盛店(今は苦戦していますが)

になったか、私が評価している内容をご紹介したいと思います。

 

その内容は

「<牛角>三軒茶屋第1号店オープン当時、なかなか思うように

店舗経営がうまくいかなかったことから、我々はある試みを行い

ました。

 

それは、お食事がお済みのお客さまにアンケートを配り、

お店について『悪口』を書いてくれた方には300円の割引券を

お礼にお返しするというものでした。

 

厳しいご指摘もたくさん受けましたがすべてを真摯に受け止め、

すぐに問題解決に取り組みました。

 

そして、そのひとつひとつの積み重ねが、

店員ひとりひとりに真のプロ意識を根付かせ、今日に至る

ことになったのです。

 

すべては、自らを見つめなおすきっかけをくれた『お客さまの声』

あってこそ。

 

我々はいまなお、『お客さまの声』ひとつひとつを大切な『財産』と

考え、さまざまなご意見・ご感想をお待ちしています。

株式会社レインズインターナショナルのホームページより)

 

このホームページにある『お客様の声』をもとに、徹底的に内容を

見直し改善したのです。

 

そして、当然のように繁盛店になったのです。

当時の牛角は現在と違って中小企業です。

 


この方法は、我々のような中小企業でも真似することが

できるし、応用できると思うのです。

 

ただ、ここで注意することはお客様の声がすべてでないことです。

 

採算を無視したような無理な要望も在りますから、内容をよく

吟味することが大切です。 

 

いずれにしてもお客様のクレームは宝の山ですので、生かすも

生かさないもあなた次第です。

 

ぜひ、参考にしてください。

 

税理士森大志への相談は、森大志税理士事務所の新しいホームページをご覧ください。
http://www.moritaishi.net/

税理士森大志の執筆、セミナーの実績は、下記をご覧ください。
http://www.moritaishi.net/seminar

 

介護保険制度が創設され、介護事業に民間業者が参入

しましたが、それは、高齢化が進み高齢者が増えるから

将来有望と言うことだったと思います。


前に問題になったコムスンもそうだったと聞いたことが

ありますし、新規開業した方も多かったのです。

 

ここで、考えなければいけないのは、介護保険制度に基づく

介護事業は、介護保険料を原資としていることです。

 

私は、現状の介護保険制度は無理があると思っています。

 

在宅系サービスを考えると、人手に頼る仕事が多く合理化

の余地が少ないのです。

 

ですから、厚生労働省は払えるお金が限られている

(介護保険料を原資としている)ので、介護の内容を

いじったりして、小手先の改正でごまかしています。

 

居酒屋を経営しているワタミは、老人ホームは経営して

いますが、在宅系サービスには手を出しません。

 

コムスンの事業譲渡の話でも、そうでした。

 

合理化の余地のない事業では、企業として採算が合わ

ないし、工夫のしようがないのです。

 

これからの日本は間違いなく少子高齢化が進みます。

 

ビジネスチャンスでもあります。

 

新規事業を考えるときは、冷静に考え分析することが必要です。

 

間違った判断をしないように勉強し、新しいビジネスモデルが

構築出来るかが重要なのです。

 

単に介護を受ける人が多いからというような理由で会社を

始めても、理想は分かりますが、成功は難しい。 

 

私と一緒に勉強しましょう。

 

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私の事務所は東京の豊島区池袋にあります。

 


池袋という繁華街にありますので、飲食店も周りに数多くあります。


事務所の近くにオープンした居酒屋さんで早い時間のほろ酔い

セットが店先に飾ってありました。

 

当然に、早い時間の集客を狙っていると思われます。

 

この早い時間の、「ほろ酔いセット」「ビール一杯100円」などの

割引はよく行われます。

 

しかし、私はこの早い時間の割引に疑問を持っています。

 

ターゲットと目的が明確であればよいのですが、そうでなければ

意味がないと思っています。

 

ある居酒屋で早い時間ビール100円というのをやっていましたが、

そこの親父さんが言うには、それだけが目当ての客しか来ないと

嘆いていたのです。

 

早い時間のビール100円を目玉に、追加を頼んでもらうという

目論見がうまくいかないのです。

 

できるだけ安く飲みたいというお客様しか来ないのです。

 

ある程度お金の使えるお客様は、早い時間はまだ仕事をして

いて飲みにいけません。

 

しかし、それでもいい場合があります。

自分がお客で飲みに行ったときを考えてください。

 

お客の入っていないお店は入りづらくありませんか。

 

初めて行くお店であれば、悪いお店だからお客がいないと

考えてしまいます。

 

ですから、そういうときにお客のいる店にしたいという目的を

もって「早い時間の割引」をやるんであれば、それは意味が

あると思います。

 

ただ単に他かがやっているから真似をするのでは、意味が

ないのです。 

 

このように、よく分析してメニューを考えることが必要だと思います。

 

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東京ディズニーランドは、2008年4月15日に、開園25周年

を迎えました。

 


年間の入場者数は、隣の東京ディズニーシーとあわせ2500万人超

とのこと。(朝日新聞2008年4月15日朝刊)

 

私は、この東京ディズニーランドが日本のテーマパークを変えたと

思っています。

(税理士森大志の時代の流れを読む「東京ディズニーランドの登場」参照)

 

この年間2500万人超の人たちが、本物のテーマパークを

経験しています。

 

そして、その中の多くの人たちは、何回も行っているリピーター

なのです。

 

私は、このリピーターが多いかどうかで、本物かどうかの判断が

出来ると思っています。

 

この人たちを、満足させる施設を創ることは、かなりのその道の

プロフェッショナルでないと難しい。

 

良い物、本物を見た人は、それより内容の劣るものでは

満足しないからです。 

 

よく不況にあえぐ地方の人たちから、何か箱物の施設を誘致

して地域の活性化を図りたいとの希望が出ますが、中途半端

な施設では成功しない。

 

バブル崩壊後に、地方のテーマパークが次から次と経営不振

になりました。

 

それは、一度行けばもういいと言われるような施設だからです。

 

極端にいえば、お金をかけて施設を創っていますが、その後は

新しいことをほとんど行いませんから、一度見れば飽きるのです。 

 

テレビ番組に「笑っていいとも」という長寿番組がありますが、

「笑っていいとも」という器と「タモリ」が出ていることは同じでも、

その中身はそのつど変更しています。

 

「東京ディズニーランド」も同様に、アトラクションを増やしたり、

パレードの中身を変えたりして、バージョンアップして来たのです。

 

2001年には「東京ディズニーシー」が開業し、これからの少子

高齢化にも対応しようとしています。

 

実際に、来園者の約16%は40歳以上であり、着々と手を

打っています。(朝日新聞2008年4月15日朝刊)

 

このように、長くお客様に支持されているテーマパークは、

常に現状を見つめ、将来を見据えた対策を考えています。

 

一見、同じように見えても飽きられないように内容を改良し、

変えているのです。 

 

これは、私たち中小企業にも通じることだと思います。

 

一緒に勉強しましょう。

 

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未曾有の経済危機に直面して、悩んでいる経営者の方も

多いと思います。


会社経営の考え方についても様々な意見があります。


そこで経営者の方々は、本を読んだり、セミナーに参加したり

して勉強し、意思決定の参考にしています。

 

役員会などを開いて他の役員の意見を聞くこともあると思い

ますが、大企業は別にして、中小企業では社長のリーダー

シップが大切だと思います。


いま業績のいいユニクロやニトリにしても、社長の強烈なリーダー

シップのもと成長を続けています。(今は大企業になりましたが、

もとは中小企業です。)

 

ここで大切なことは、経営と言うのは多数決ではないと

言うことです。

 

いい悪いは別にして、社長がリーダーシップを発揮して

がんばった会社が成長しているのです。(社長に経営能力

があるのが前提ですが。)

 

今まで様々な経営者に接してきましたが、大きく業績を

伸ばしている会社の社長は、よく勉強しているとともに、

よく働きます。

 

周りの人から見て、あの社長は違うと言われるような人が

多いのです。

 

この厳しい競争の中、特別の才能がある人は別にして、

人より努力した人が勝ち残ると言っても良いでしょう。

 

今までの日本はアメリカを参考にしてきました。

 

アメリカに視察に行き、これからの日本もアメリカのように

なると言う判断で、ある意味真似をしていれば良かった時代が、

長く続きました。

 

スーパー、大規模ショッピングセンター、コンビニエンスストアー、

ファミリーレストラン等々が該当します。

 

飲食店などの内装も、アメリカの飲食店の真似をしたものが

日本で評判になり、デザイナーが注目されたこともありました。

 

海外に行く人も少ない時代ですから、真似をしたことを知って

いる人も少なかったのです。(今はインターネットがありますので、

真似をすればすぐわかります。)

 

しかし、これからは違うのです。

右肩上がりの成長が期待できない、少子高齢化社会が現実の

ものになっています。

 

今まで経験したことのない時代に突入しているのです。

私は、そんな時に、経営上の気づき、ヒントとしてお役に

立てればとこのサイトを始めました。

 

『社長あなたが主役です!』

強いリーダーシップで、この難局を乗り切りましょう。

 

よく現状を分析し、戦略を考えることが大切です。

 

この不況に負けずに頑張りましょう。

 

そのために、勉強しましょう。

 

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日本経済の状況は、中小企業にとっては非常に厳しい。

 

いくら日本経済が良くなったと言っても、それは大企業のことで

中小零細企業の現状は生き残りをかけて必死なのです。

 

そのような状況ですから、中小企業の社長たちは一生懸命です。

 

セミナーに参加したり、本を読んだり、皆さん本当によく勉強しています。

 

そして、自分なりに分かったような気持ちになりますが、何かが

違うと悩むことも多いのです。

 

そこで、私は『東京企業戦略塾』という勉強会を開設しました。 

 

東京企業戦略塾とは、

『志のあるものが集まり、一緒に勉強し、励まし合い、助け合える勉強会』

です。

 

その勉強会は、ある勉強会で知り合った日高デザイン・日高さんと

立ち上げたのですが、日高さんが自身のブログで貴重な意見を

披露しています。 

 

勉強したことを実際に落とし込む時に、勘違いなどをして自己流に

なる危険があるというのです。

日高デザイン・日高さんのブログから

 

目から鱗とは、このことをいうのでしょうか。

 

東京企業戦略塾は、講師から一方通行でなく、一緒に考える勉強会です。

 

☆1人で悩んでいませんか!☆

 

皆様の参加をお待ちしています。

 

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最近の飲食業界は、価格競争真っ盛りです。

 

夕方になると、チラシを持った居酒屋の店員さんが、通る人に

チラシを配るのは普通の光景になりました。

 

その内容は、飲み放題千円、生ビール100円など採算を度外視

したような内容が多い。

 

大手チェーン店では、均一料金を謳ったお店も多くあります。

 

私も最近はそういうようなお店によく 行きますが、気付いたことが

あります。

 

従業員の人に何か質問しても、何も分からない。

 

そんなことが、何回か続いています。

 

これは、どういうことなのでしょうか。

 

つい最近行ったお店では、お通しが出てこないので質問したら、

すぐに答えられず、他の従業員に聞いてきて、お通しがないお店だと

判明しました。

 

普通であれば、雇う時に最低限のことは教えます。

 

そんなことさえ教えないのでしょうか。

 

そのようなお店では、従業員は消耗品です。

 

お客も従業員の顔も分からず、何回通っても覚えられない。

 

目的は、安く飲み食いすることだけですから、もっと安いお店が

出来れば、すぐに、そちらに行く。

 

このようなお店と価格で勝負してもしょうがありません。

 

私たち中小零細企業は、お客様との会話を楽しんだり、大手には

出来ないきめの細かさで勝負したい。

 

大手と同じ土俵で戦ってはならないのです。

 

そのために、一緒に勉強しましょう。

 

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今日のタイトル「会社が本当に困った時に助けるのは社長です」

ということばを聞いて何を言っているのだろう、と思った方も多いと

思います。

 

会社の経営が軌道に乗ってきた時、業績が良くなって来た時に

社長の給料を上げるのは普通です。

 

私は、そのような時に給料のアップ分を積み立てることを勧めます。

 

会社と言うのは、いつ何時、何が起こるか分からないからです。

 

リーマンショック後の世界経済がいい例です。

 

ある会社では売上が半分になり、それが数カ月続きました。

 

この会社は銀行から融資を受けることが出来ましたが、もし

融資が受けられなかったら、どうだったでしょうか。

 

下手をすれば倒産したかもしれません。

 

給料のアップ分だけ、生活水準を上げるのであれば手元に

お金は残りません。

 

給料のアップ分だけ、なかったことにして積み立てておけば、

本当に会社が困った時に、会社に貸付、助けることが出来

るのです。

 

ですから、会社が本当に困った時に助けるのは社長なのです。

 

実際にこのように考えて、積み立てている社長は多くいます。

 

皆さんも実践してみてください。

 

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日本経済の状況は、良いのか悪いのか。

 

マクロ的には、意外に頑張っているが円高の影響で今年後半から

来年にかけて不安があるというのが大方の見方です。

 

今まで良いと言われていた自動車の9月の受注が、大きく減少

しましたが、エコカー補助金の廃止の影響と言われています。

 

要するに、実際の日本経済はエコカー補助金、減税、エコポイント

などの政策による水増しで、好調を維持していたと言えます。

 

中国などの内需拡大にも助けられましたが、今が普通と考えなければ

苦しいのです。

 

特に、内需関連業種ではデフレ傾向が収まるどころか、ますます続き

そうです。

 

最近発表された国税庁のデータでは、民間企業の給与は減っていますから

生活は苦しい。

 

特にお父さんたちのお小遣いが減っている影響は、見逃せません。

 

国はデフレ脱却を目指して様々な政策を行っていますが、時代の流れを

見ますとデフレは続くと見て、経営しなければならないのです。

 

低価格居酒屋、低価格サービス、定額使い放題、定額飲み放題など低価格、

定額がキーワードになっています。

 

あなたの会社の商品はどうですか。

 

今までの経営のやり方を変え、新しい企業戦略を考える時だと思います。

 

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この不況下、競争はますます厳しくなると思われますが、いかに消費者の

心理を読み、対応した商品、メニューを開発できるかが問われているのです。

そのためには、自分の目で確認することが大切です。


自分の目で、百貨店、スーパー、専門店、コンビニ、居酒屋、ファミリーレストラン、

家電量販店、ホームセンターなど消費の最前線を見て、対応を考えたい。

 

私の事務所は東京の豊島区池袋にありますが、家電量販店のヤマダ電機が

進出し、ビックカメラと激しい価格競争をしています。

 

 そのせいかわかりませんが、池袋の駅周辺は多くの人でごった返しています。

 

それを見ますと、日本が不景気だとは思えません。

 

しかし、買い物に来ている人達を見ますと、チラシを持っていたり、買うものが

決まっているようで、目的外のものを衝動買いする人は限られます。

 

その姿を見ますと、エコポイントが終わった後がどうなるか気になります。

 

逆に反動が怖いくらいです。 

 

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インターネットの発達に伴い様々なサイトが競っています。

 

たとえば、飲食店であれば「ぐるなび」、「食べログ」などの

有力なサイトがあり、個人の方が運営している有名ブログも

あります。

 

最近はそのような中で、一般の方が書いた「口コミ」を読んで

実際に利用するか決めるという人も多い。

 

この口コミ、良いことが書いてあればお客様が急増し人気店に

なることもあります。

 

逆に悪いことを書かれますと、客足が落ちたりしますから無視

できません。

 

私はこの口コミが、意外に厄介なものだと思っています。

 

ある飲食店の店主は、この口コミが気になってしょうがありません。

 

特に、マニアックな方の書くブログの内容、人気ランキングを

常に気にしています。

 

気にする(尊重)ことは悪くありませんが、常連客である特定の

お客様の要望に左右されますと、経営に影響が出ます。

 

気に入ってもらおうと、裏メニューなるものを出すお店も

あるのです。

 

当然に、自慢したように自身のブログに書きますから、

裏メニューを提供されない人は面白くありません。

 

また、経営内容に影響を与えるような要望をいう人も

いますから、困ります。

 

特に、会社経営について分からない人は、無理なことを

いいますから、要注意なのです。

 

良い原材料を使うことは、当然に原価が高くなることを

意味します。

 

行列のできるお店で、原価率が高くなりすぎて儲からない

というような笑えない状況もあるのです。

 

そうはいっても口コミは重要な集客源でもありますから、 

『口コミは尊重するが惑わされない!』というスタンスが

大切なのです。

物の価格というのは様々ですが、私たちが売価を決める場合は、

その商品の製作原価がいくらかが基準でした。

 

製造原価に販売経費、利益を加えて売価を計算していたのです。

 

しかし、物には販売価格というものがあります。

 

たとえば、多くの方が考える持ち家。

 

最初に購入するのは、購入価格を考えますとマンションが多いでしょう。

 

マンションを購入するには、通常頭金を入れて残金はローンを組みます。

 

このローンを組める金額は、通常年収の5倍程度といわれています。

 

それを考えますと、いくら良い場所でも、いくら内装が良くても、売れる

訳ではないのです。

 

購入価格が決まっているわけですから、それに合わせて考えます。

 

マンションメーカーは、販売価格がいくらだから土地の仕入価格はいくらまで

と考えて仕入れしているのです。

 

売価が先に決まっているのですね。

 

最近の日本経済を見ますと、これと同じように売価が先に決まる場合が

増えています。

 

原価がいくら掛かるかは関係ないのです。

 

その売価に合わせるのは大変なことですが、それができない会社は

仕事がないのです。

 

また、無理にそれに合わせている会社も利益率の低下に苦しんでいます。

 

ですから、中小企業の多くが赤字決算なのも当然なのです。

 

本当に厳しい時代になりました。

 

このことは、特定の業種のことではなく、すべての業界に共通です。

 

生き残るためには、さらなる原価、経費の見直しが必要なのです。 

 

簡単ではありませんが、みんなで知恵を出し合い頑張りましょう。

チェーン展開している飲食店があります。

 

その飲食店、今も昔も同じ売価です。

 

今はそれなりの店舗数もありますが、経営が軌道に乗るまで

大変な苦労をしたようです。

 

その飲食店は原価率が高いのも有名です。

 

設備などの店舗取得費を低く抑えて、その分食材の原価を高く

して、集客しているのです。

 

ですから、原価が高く苦労したのです。

また、どんなに苦しくても、売価を維持したのです。

 

そして、そういう中でも必死に店舗数を増やしました。

 

なぜ、店舗数を増やしたのか。

 

飲食業界は、購買力に応じて原価を下げられるからです。

 

そうしますと、店舗数が少ない時にあれほど苦しんだ

原価率も、今では下げることができ、利益を出しているのです。

 

最初の数年は、経営が苦しく倒産の危機もあったそうですが、

今では経営も安定し、急成長しています。

 

ただ、飲食業界は良いものはすぐに真似をされるのです。

 

だから最近は、類似のお店が増えています。

 

そして、大手チェーン店も同様の業態で多店舗化しそうです。

 

この飲食店の社長は、そのことも意識したうえで多店舗化を

急いでいたのです。

 

経営というのは気を緩めることはできません。

 

あの青汁も、大小入り混じって過当競争を繰り広げています。

 

中小企業は一生勉強です。

 

私と一緒に勉強しましょう。 

ある商品を製造販売している会社があります。

 

その会社は、画期的な新商品Aを開発したのですが、

私は一気に営業をかけて売ることを提案しました。

 

その商品の内容が優れているので、普通に営業しても

少しずつ売れるのはわかりました。

 

なぜ、一気に営業をかけることを提案したか。

 

それは、類似商品が出てくることを予想したからです。

 

こちらの商品Aの認知度が上がる前に、他社から類似商品Bが

発売され、積極的な営業をした場合に、Bの方が本家の商品と

思う人が多くなる恐れがあるのです。

 

商品Aの認知度が上がり、ブランドを確立しその商品をだれでも

知っている時にBが発売されたとしたら。

 

BはAを真似た商品ということになります。

 

ブランドを確立していれば、たとえ同じ内容であってもAの方が

売れるでしょう。

 

このことは、あらゆる業界で起こることです。

 

このようなことも考えて、経営することも必要なのです。

 

私と一緒に勉強しましょう。

もう過去の問題になりましたが、BSE(牛海綿状脳症)と

いう牛の病気がはやり、大きな被害が発生しました。 

 

この病気の流行した時には、牛関連商品がまったく売れなく

なったのです。

 

それとともに、化粧品などにも牛由来のものが使われている

ことが分かり驚いたことがあります。

 

このBSE問題がきっかけで廃業した会社があり、企業の危機管理の

必要性を確信した時でもあります。

 

特に、飲食業界は口に入るものでありますから、被害は深刻です。

 

焼き肉業界は大きな影響を受け、いまだにアメリカ牛の輸入制限が

続いていますから、大変です。

 

その経験から、飲食業界は特に注意が必要です。

 

牛のBCE、口蹄疫、鳥インフルエンザ、豚コレラなど過去に

問題になったものでも多くあります。

 

多店舗化する時には、使用食材が偏らないように考えるのも

BSEの教訓なのです。

 

災害は忘れたころにやってくる。

 

このことは、決して忘れてはならないのです。

 

牛丼の吉野家が牛丼ではアメリカ牛にこだわっていますが、危機管理の

面では、他国産の牛肉も使用する決断が必要なのかも知れません。

 

危機管理は、平時に考えておくことなのです。 

最近しみじみ考えさせられます。

 

むかし、雑誌などに頻繁に取り上げられたお店が

あります。

 

味が良く、サービスも良く、内装もオシャレで一等地に

あるのに安い。

 

ただ、安いと言っても普通のお店よりは高いのですが

それは、内装にお金をかけているのと家賃が高い

からです。

 

このようなお店がいま苦戦しているのです。

 

先日、若い人に人気のあるサイゼリアに行きましたが、

お客様でいっぱいです。

 

ご存知の通り、価格が安く、価格の割に味もまずます。

 

今はやりのドリンクバーもあり、昔の喫茶店のような感じです。

 

同様に均一料金の居酒屋も、若いお客様でいっぱいなのです。

 

これは、消費者の二極化が進んでいるからと考えられます。

 

特に今の若い人たちは、物心ついたのがバブル崩壊後ですから

、バブルの経験がありません。

 

大学を卒業しても就職難であったり、収入も多くないので財布の

ひもは固いのです。

 

商品戦略、客層戦略を考えるときに価格を抜きに考えられません。

 

まず、価格ありきで商品開発が必要なのです。

最近は、インターネットの利用をしない人はほとんどいません。

 

そして、様々な媒体を使い企業やお店の宣伝をしています。

 

その中で、私も使っているのがブログです。

 

ほぼ毎日(月曜日〜金曜日)更新しているのが、

税理士森大志(もりたいし)のひとりごと」です。 

 

私は、このブログのおかげで少し有名になりました。

ヤフーニューでブログ配信されています。

税理士森大志(もりたいし)のひとりごと

(上から11番目をクリックしてください)

 

 ヤフー、グーグルで「森大志」を検索してみてください。

 

自分でもびっくりするくらい検索で表示されます。

 

ブログを始める前は、ほとんど検索できませんでした。

 

それくらい違うのです。

 

私が自分で試して言うのですから間違いありません。

 

特に、最近の若い経営者はブログを書いている人が多い。

 

経営者だけでなく、幹部社員、店長などの現場責任者等々

本当にうまくブログを利用しています。

 

まずは、短い文章でも始めてください。

 

そして、継続できればだんだん慣れてきます。

 

最初の一歩が肝心です。

 

頑張りましょう。 

リーマンショック後の不況対策で始めた緊急保証制度が、

来年の3月31日で終わります。

 

緊急保証制度は売り上げや利益が減った企業を対象に

していますから、普通の融資と違って受けやすいのです。

 

そして、信用保証協会が融資額の100%保証をしますので、

銀行にとっても貸しやすいのです。

 

すでに多くの銀行では、緊急保証制度の枠を狙って企業に

アプローチしています。

 

銀行は抜け目ないですね。 

 

通常の保証は、責任共有制度の導入によって80%保証

になっていまので当然か。

 

特に、年末になりますと混雑が予想されます。

 

売上減少に苦しんでいる企業の方は、資金繰りを見直して

早め早めの対応をとることをお勧めいたします。

 

大企業の業績は改善していますが、中小零細企業の

経営は厳しいままです。

 

少しでも経営が改善するように頑張りましょう。

 

そのために、一緒に勉強いたしましょう。 

気象庁が冬(12月〜来年2月)の3か月予報を

発表しました。

 

12月は北日本を除き冬型の気圧配置が強まり、

関東地方より西では平年より寒さが厳しいそうです。

 

この天気に、企業は泣かされることがあります。

 

あのユニクロも、天候不順で泣かされています。

 

今年の夏も長かったので、秋物が売れませんでした。

 

このように、天候と言うのは企業業績に大きな

影響を与えるとともに、無視できないのです。

 

12月が寒いということは、コートなどの防寒用品が

売れるようになります。

 

また、鍋物も売れるでしょう。

 

品切れしないような用意が必要になります。

 

季節商品の売上は、天候に左右されるのです。

 

気象庁は長期予報、短期予報を出しますから

関係する企業は注視しなければなりません。

 

その時になって 、あわててもだめなのです。

 

このようなことも勉強していれば、分かるように

なります。

 

私と一緒に勉強しましょう。

経済情勢厳しい中、フランチャイズ加盟を検討する

会社も多くあります。

 

加盟金を払ってもフランチャイズ本部のブランド力に

期待しての判断だと思います。 

 

そのフランチャイズですが、意外に直営店より加盟店

の方が売上が多いこともあるのです。

 

それはなぜか。

 

フランチャイズ直営店は、要するにサラリーマンが経営を

任されています。

 

それに引き換え加盟店は、人生をかけて加盟する人も

多くいます。

 

そうしますと、気合いと言いますか真剣度の差が出ます。

 

借金をして開業した人はなおさらです。

 

これから、忘年会の時期ですが私が経験した例をお話しします。

 

ある飲食大手チェーン店(直営店)で忘年会をしました。

 

その時に言われたのは、宴会時間は2時間でした。

 

もう少し時間がほしかったのですが、宴会シーズンでもあり

不満がありましたがしょうがないとあきらめました。

 

そして、2時間が過ぎ時間になったので、宴会終了と言われました。

しかし、次の宴会はなくあいているのです。

それでも、終わりにしてくれと言われ二度と利用しないと思いました。

 

おそらく繁華街にあるお店なので、次から次とフリーのお客様が

いくらでも来た時代です。

 

もし、私が店長でしたら本来は2時間ですがもう少し良いですよ、

と言います。

 

これが自分のお店(加盟店)だったら、固定客を増やそうと違う

対応をしたはずなのです。

 

このちょっとした事の積み重ねが、大きな違いとなるのです。

 

普通のことが中々できなのですが、自分がお客だったら

どうかと考えれば良いのです。

 

繁盛店は、そんな普通のことができるお店なのです。

 

最近、あのマクドナルドも直営店をフランチャイズ加盟店に

変更しています。

 

加盟店の中で経営のうまい会社に多店舗化してもらったり、

優秀な社員を独立させた方が、経営成績が良いのです。

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私は豊島区池袋で開業し税理士として様々な会社を見てきましたが、起業して成功している会社には『戦略』があります。

その経験を活かし、このサイトは、経営戦略を勉強し中小企業を応援いたします。

起業家のための創業支援、起業戦略の相談・『税理士森大志の起業戦略塾』は、東京都豊島区池袋の会計事務所・森大志税理士事務所が運営しています。

 実際の企業の事例に基づくセミナー『真・東京企業戦略塾』の開催をしています。

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プロフィール

名前 森 大志(もりたいし)
性別 男
職業 税理士

東京都豊島区池袋で開業している税理士です。今月の税務・税制改正等は上記サイトをご覧下さい。

森大志税理士事務所

住所

〒170-0013
東京都豊島区東池袋5-50-6 栄第一ビル6階

豊島区池袋の税理士森大志のとことん事例にこだわる実践経営セミナー・東京企業戦略塾

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(もりたいし)のひとりごと

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