会社を設立してからの現金の管理、特に現金商売について簡単に確認します。

 

現金商売の場合、現金の管理は特に大切です。

 

あってはならないことですが、現金商売の会社で従業員の不正が意外に多い。

 

その多くは、売上金額をごまかして着服することです。 

 

以上のような経験から、私の事務所では、売上入金用の普通預金通帳を作成し

基本的に毎日入金するようにお話ししています。

 

金曜、土曜、日曜の三日分を入金する場合でも、合算せずにそれぞれ入金します。

 

これは、売上の計算誤りがあった時に、いつの分が違うかチェックし易いからです。

 

そして、必ず小口支払い用の小口現金とつり銭用のお金を用意して、売上金からの

支払いはしないようにします。

 

売上金から支払いをしますと、売上の集計時にミスの原因となります。

 

また、売上の確認は内部牽制システムとして必ず複数で行う必要があります。


店長一人だけと言うのはだめです。

 

店長が不正をする場合もありますから、当然のことなのです。 

 

将来、多店舗化を考えている会社は内部牽制システムの構築は最重要課題です。

 

それほど現金商売において現金の把握が大事です。

 

現に、現金商売の会社の税務調査の場合には、通常顧問税理士にある、

税務署からの税務調査日の事前通知はないのが普通です。

 

特に最初の税務調査などは、事前通知などはなく、ある日突然税務調査に来ます。

 

それも、社長の自宅と会社の双方に税務調査に来たりするので、初めての人は

びっくりするのです。

 

売上をごまかしてないか帳簿の現金残高と実際の手元現金残高を確認するのです。

 

帳簿の現金残高が10万円なのにレジの現金が15万円ありますと、差額の5万円が

売上をごまかしていると見られるのです。

 

下手をすると毎日ごまかしていると見られ、修正額は大きな金額になります。

 

また、経営者が売上をごまかしている場合には、従業員にもごまかされる場合が

多々ありますので、正しい経営をすることをお勧めいたします。

 

そんなことに気を使うより、売上のアップ、経営の安定化を考えましょう。

 

私は一緒に経営について考えます。

 

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私は、今まで中小企業の色々な社長さんと接してきました。


その中で、比較的業績の良い会社の社長に共通していることがあります。

 

それは、自社のコスト、すなわち自社を維持していくには毎月いくら必要かという

計算を常にしていることです。

 

質問をしますと給料、社会保険料、家賃、水道光熱費等の固定費が毎月いくらかかる

という数字がすぐ返ってきます。

 

その数字をもとにいくら売上が必要か常に考えているのです。

 

また、売上だけでなく、売上総利益と呼ばれる粗利益も常に考えているのは

言うまでもありません。

 

儲からなければいくら売上があってもやっていけません。

 

この儲けで固定費をまかなうのですから当然です。

 

ですから、取引先との価格交渉でもその値段では○万円しか儲からないとか

言って交渉しているのを耳にしたことがあります。

 

そして、そういう社長は固定費が増えるのを極端に嫌いますし、常に固定費を

減らす努力をしているのです。

 

たとえば、仕事が増えても社員を増やした方が良いか、外注で対応するか

常に悩んでいます。

 

社員を増やせば、それは固定費ですので何もしなくても給料を払わなくては

ならないからです。

 

特に、リーマンショックの後の経済不況では売上が大きく減少しましたから、

固定費の削減も大きく、人件費にも手をつけざるを得ない状況です。

 

 

そして、今の売上高が普通であるという前提で考えることが大切です。

 

 

特に、価格競争が厳しいですから、同じ売上でも粗利益が違います。

 

 

ですから、固定費の把握が重要なのです。

 

私と一緒に勉強しましょう。

 

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ずいぶん前でありますが、月に一度親しい仲間が集まって、その時に話題の

飲食店を食べ歩いたことがあります。


当然新聞雑誌とかテレビで取り上げられたお店が多く、色々なお店に行きました。

 

実際に行ってみると、新聞雑誌等で見聞きした内容とずいぶん違うことも多くありました。

 

奇抜なメニューが売りの飲食店では、確かにメニューはかわっていましたが、その内容は

たいしたことなく、一度経験すればもういいなというものでした。

 

そして、実際にその店は長く続きませんでした。

 

このように、新聞雑誌等で見聞きした内容と実際とでは大きく違う場合が、

結構あるのです。

 

また、見る人によって見るところが違うのです。

 

一緒に行った仲間はそれぞれ飲食店の経営者であったり、内装業者等です。

 

飲食店の経営者は、メニュー、内装、サービス等全体をチェックするでしょうし、

内装業者はおもに内装を見るというように、見る人で違うのです。

 

見る人の関心のあるところ、見る人の能力で見方が違うのです。

 

ここで大切なことは、なにがあっても必ず自分の目で確認することです。

 

私も、顧問先の社長と新店舗候補店の図面を手に、実際のお店を見にいった

ことがありますが、その時は、そのお店のまわりの環境等も一緒に調べました。

 

百聞は一見にしかず、これがキーポイントです。

 

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サービス業の場合、どんな会社でも普通は1店舗からスタートです。


会社が大きくなり2店3店とだんだんお店が増えて行きますが、それに伴い

経営者が直接管理するお店が少なくなり、店長、マネージャー(以下、店長等という。)

にまかせるようになります。

 

当然に、最初のお店がうまくいったので、お店を増やしたのですが、3店目ぐらいから

お店の運営がうまくいかないことが結構あります。

 

運営がうまくいかないケースを考えますと、社長に対する店長等からの報告と、

実際の内容との間に乖離があるのです。

 

技術者としての能力と管理者としての能力とは別なのですが、技術者としての

能力で店長等を決める場合が多く、管理できないのです。

 

そして、都合の悪いことは報告しないのです。

 

その場合、社長が実際に指示をだし、問題の解決をはかる必要があるのですが、

店長等にまかせているので報告をそのまま受け入れてしまうのです。

 

現場にひんぱんに顔を出すと、店長が嫌がるので、社長は現場にいかず報告を

受けるだけですませたりします。

 

実際に会ったことですが、私にまかせてください、私を信用できないのですか等

言われて遠慮してしまうことがあります。

 

しかし、遠慮してはいけません。

 

まかせることと、確認することはちがうのです。

 

自分の目で確認し、適切な指示を出さなければいけないのです。
(「百聞は一見にしかず」参照)

 

そうでないと、手遅れになることがあります。

 

もし、直接店長等にはなしづらいのなら、外部ブレーンとしての税理士等を

活用しましょう。

 

税理士党の役目として、経営者に変わって店長等に話すこともあるのです。

 

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自宅の近所に妻とよく行っていた居酒屋がありますが、最近は行かなくなりました。

 


妻が自宅の近くを自転車で通った時に、雰囲気のいい居酒屋があると見つけ

それから通うようになったのですが、日本酒の種類も多く、その日のお薦めの

料理なども豊富で、本当によく通いました。


当然のようにお店も繁盛していて土曜日などはいっぱいで、遅く行くと入れない

くらい繁盛していたのです。

 

そのお店にどうして行かなくなったのでしょうか。

 

そのお店はご夫婦と、息子さん、アルバイト2人の5人で切り盛りしていましたが、

超繁盛店でした。

 

そして、当然のように2号店を出したのです。

本店は息子さんに任せ、近くの2号店にはご主人が行きました。

 

本店はお客が付いているので、2号店は自分が行けばなんとかなると

思ったのでしょう。

 

今まで調理はご主人と奥さん、それを手伝うように息子さんも担当していましたが、

本店は息子さんが中心で、新たに調理人を入れてやるようになったのです。

ところが、どうでしょう。

 

当然に今までと同じ素材を使っているはずなのに、味が違うのです。

 

まずくはないが、おいしくないのです。

 

ご主人と息子さんでは調理の腕が全然違ったのです。

また、ママさんも新店の手伝いに行くことが多くなり、ママさんが作っていた

ウーロンハイなどのお店で作るサワー類も、新規のアルバイトに任せることも

多くなりました。

 

そうすると、アルバイトがお酒を飲まない人だと、悲惨なことになります。

 

焼酎の量が多かったり少なかったり、お酒の味も違ったのです。

 

自分がお酒を飲まないのですから、違いがわかるわけがありませんし、

気にしないのです。

 

このようにして、このお店は評判を落とし、少しずつお客が離れていったのです。

 

2号店を閉めご主人が本店に戻りましたが、時すでに遅く、とうとう客足は

戻りませんでした。

このように2号店の出店というのは非常に難しいのです。

 

1号店がどうして繁盛しているのか。

 

その分析が欠かせません。

 

特に、飲食店はおいしくなければいけない。

 

人材の育成をし本当の実力がついてから、2号店の出店を考えたい。

 

そして、本店は今までと同じように経営し、2号店に新しいメンバーを送ることが

大切です。

 

そうすれば、本店は今まで通りの売上を維持できます。 

 

私と一緒に考えましょう。 

 

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私は、地方の活性化のためには観光立国を目指すべきだと思っています。

 

その時に、有力な観光資源として温泉があります。

 

残念なことに温泉旅館の破綻が続きましたが、なんとかしようと様々な取り組みが

行われました。

 

そのひとつに、コンサルタントの指導による温泉旅館のリニューアルがあります。

 

すばらしいものも多いのですが、その内容には疑問もあります。

 

私が気になっているのは、露天風呂付客室を設ける温泉旅館が結構多かった

ことです。

 

露天風呂付客室は、ほかの部屋よりかなり料金が高くなりますが、その料金設定に

無理があると思うのです。


高い料金を取ることは、部屋だけでなく、料理、サービス、温泉等、旅館全体の形が

整っていないと無理なのです。

 

これは、他のサービス業にも通じることですが、重要です。

 

高級な飲食店、ホテル、旅館等サービス業に共通の課題なのです。 

 

例の温泉偽装問題があってから、温泉の泉質の情報開示がされるようになった

のですが、露天風呂付客室の露天風呂が温泉でないことも多いので驚いたことが

あります。

 

また、もともと料金の高い旅館は料理、サービス等にこだわっている場合が多い

のですが、そうでない旅館はそんなこだわりはないのです。

 

従って、コンサルタントの指導で露天風呂付客室に改装し、高い料金をとっても対応

できず、客離れにつながるのです。

 

確かに、高い料金を取れるようにトレーニングをしますが、そんな簡単に身につく

ことではありません。 

 

 

どうしても、うわべだけの対応になってしまいます。 

 

 

うわべだけマネをしてもだめなのです。

 

旅館全体の形が整っていないのに無理に露天風呂付客室を造る旅館がいかに

多いか、JTBなどのパンフレットを見るとよくわかります。

 

露天風呂付客室に泊まるようなお客様は、お茶、料理、サービス等すべてに

こだわるのです。

 

だから高いお金を払うのです。

 

自分が納得してないのにコンサルタントの言うがままに行う、これは温泉旅館だけで

なく、よくある話ですが、すべての業種に共通することだと思います。

 

コンサルタントが指導しているときは、形式的になんとか形はできますが、本当に

理解していないので続きません。

 

本人がこだわりを持っていないのに、こだわりを持っているお客様を納得させる

ことはできないのです。

 

これでは、リピーターが来るわけありません。

 

すべての業界、特にサービス業で言えることですが、お客様のほうが詳しいことが

結構あります。

 

ですから、本気で勉強しないと無理なのです。

 

また、コンサルタントが良いアドバイスをしても理解できないことが多いのも事実です。

 

経営がダメになったところは勉強不足のところが多く、一概にコンサルタントの指導が

悪いと言えない場合も多いのです。

 

また、最近の日本経済はデフレが進行し、価格破壊が進みました。

 

 

そういう状況で、高価格でお客様を集客できるのは、元々高価格で集客していた

高級店だけです。

 

 

自分の納得できる、理解できるコンセプトで会社経営をすることが大切なのです。

 

経営は奥が深いと思います。

 

私と、一緒に勉強しましょう。

 

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どんな会社を経営する場合でも、現場を知らなければ経営判断を誤ると言えます。

 

経営者が実際に、できるだけすべての作業を経験し、実際に自分の目で確認する

ことが大切なのです。

 

「真実は現場にある」とも言えるのです。


電鉄会社は、本社採用の幹部候補生も最初の何年かは現場の駅で経験を積ませると

聞いたことがあります。

 

当然、終電間際には泥酔したお客の相手もするし、後始末もするわけです。

 

この経験が、本社に戻ったときに生きてくるのです。

 

現場から報告が来た時に、現場を知っているので、そんなはずはないと言うような

判断ができるのです。

 

また、真実は現場にあるということは、現場の責任者の声をよく聞くことでも

あります。


現場の声をよく聞き、経営判断に生かす。

 

そして、現場の声を聞くということは、お客様の声を聞くことでもあるのです。 

 

現場の人間は実際にお客様と接していますから、お客様の様々な情報をもって

います。 

 

そのような声をくみ上げるためにも、現場の声を聞くのです。

 

今まで様々な経営者の方々を見て来ましたが、優秀な経営者ほど現場を

よく知っています。 

 

だからこそ、「真実は現場にある」と言えるのです。

 

税理士森大志への相談は、森大志税理士事務所の新しいホームページをご覧ください。http://www.moritaishi.net/

税理士森大志の執筆、セミナーの実績は、下記をご覧ください。http://www.moritaishi.net/seminar

私は、顧問先の社長に最初に聞く事があります。

 


それは、会社を大きくしたいかどうかです。


社長の年齢にもよりますが、会社を大きくしたいのであれば、それに応じた

経営をしなければなりません。

 

また、夫婦でのんびり自分の夢を実現したいというのであれば、無理をする

必要はありません。 

 

 

私の高校の後輩で、現在5店舗の経営をしているA社長がいます。

 

 

独立してからずっと関わっていますが、最初は小さいお店からのスタートでした。


お店を増やして会社を大きくするために、いかにして銀行から借入するかが課題でした。

 

そして、どのように銀行と付き合うか常に相談があったのは言うまでもありません。

 

よく、お金を借りるのは嫌だと言う社長がいますが、新規出店するには、

保証金、内装費、広告費、運転資金等多額の資金が必要です。

 

そういうときだけ銀行に行ってもお金は借りられません。

 

普段からの付き合いが大切です。

 

ですから、銀行にはよく顔を出したのは言うまでもありませんし、担当者の

要望もできる限り聞きました。 

 

そうしますと、普段の世間話からこちらの考えを理解してくれ、融資を依頼する

時も話が早いのです。

 

たとえば、いま当社のお店があるのはどことどこで、これからあそこに新規出店を

考えている。

 

だから、不動産業者にも良い物件があったら声を掛けるように依頼しているし、

自分でも街を歩いて商圏などを確認していると、銀行の担当者と話していると

しましょう。 

 

そういう経営者から、良い物件が見つかったから新規出店したい、そのための

資金としていくら必要で、予想売上高がこれくらい見込めるから十分にやっていける、

と言われ融資の申し込みをされたらどうでしょうか。

 

銀行としても、融資をしたいと思うのではないでしょうか。 

 

 

私は税理士として、そういうアドバイスもしているのです。

 

一緒に、会社を大きくしましょう。

 

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今までの経営書などでは目玉商品、サービス品などでお客様を呼び、様々な方法で

追加商品を買ってもらい売上を増やすことが普通に書いてありました。

 

 

しかし、今は違います。

 

 

土曜日曜などの休みの日に妻とスーパーに買い物に行きます(運転手です)が、

特売品しか売れていません。

 

 

具体的に言うと、ビールなどは第3のビールと言われるものが普通になり、たまの

贅沢をする時にプレミアムビールを家で飲むのです。

 

 

外で外食するより、家飲みということが多くなりました。

 

 

家飲みのつまみの本が売れているほどです。

 


景気が良くなったと言われ続けたのですが、給料の手取りが増えた人は、

ごく一握りです。

 

そんな中で、サブプライムローン問題をきっかけとした将来への不安と

増税の予想。

 


今まで給料が増えなくても、デフレで物価が安かったので救われたのですが、

それが内需関係の企業収益を圧迫しているようです。

 

 

きっと消費者は生活防衛に必死だと思います。


また、飲食店でも宴会プランで飲み放題を追加して定額で収める会社も増えました。

 

 

昔なら、居酒屋で一杯やり、スナックに行ったものですが、スナックがカラオケ店に

なった会社も多くなったのです。

 

 

そして、いまや一次会で終わる会社も多い。

 

私の顧問先の美容室で、通常の施術の後で今流行のヘッドスパを勧めて嫌がられた

と聞いた事があります。

 

 

きっと予算を決めて来ていて、追加が嫌だったのだと思います。

 

また、追加でもトリートメント(予想の範囲)ならOKしたかも知れません。

 

このように、最近は予算を決めて行動する人が多いので、「追加料金はだめ」

なのです。

 

 

商品開発、メニュー開発では、そのことをふまえて充分に検討することをお勧め

いたします。

 

 

そして、そういうときに、私は顧問先の方々と一緒に経営について考えたいと

思っています。

 

一緒に勉強しましょう。

 

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ある市役所の昼休みが60分から45分になり、市役所近隣の飲食店のお客様が

激減したとテレビのニュースで報じていました。


市役所の食堂が混んでいるので今まで外食していた市役所の職員が、時間が

ないので外食を控えるようになったのです。

 

お弁当を買って市役所で食事をし、外食しない人が増えたのです。

 

昔レストランの経営をしている会社の、税務顧問をしていたことがありました。

その会社は、社長がシェフではないので、当然にシェフを雇い営業していました。

 

シェフは丁寧な仕事振りで、味に関しては社長も納得していましたが、売上は

いまいちでした。

 

あるとき、お昼時間にお店に行きランチの注文をしたのですが、注文してから

食事が出てくるまで時間がかかるのです。

 

サンドイッチを注文したのですが、出てきたものを見るとそんなに時間が

かかるとは思えないものでした。

 

要するに、段取り(仕込み)が悪く仕事が遅いのです。

 

そして、大きくて食べづらいのです。

 

これでは、ランチのお客様が増えるわけありません。

 

社長が味見をし、納得して雇ったのですが、仕事が遅いのは致命的でした。

レストランというのは、最初からお客様が入ることはまれです。

 

ランチでお客様を呼び、ランチが評判になりディナーもお客様が入るようになるのです。

 

この会社は結局売上が伸びず、廃業しました。

(コンサルタントがいましたので、遠慮していましたが、結局オーナーシェフで

ないと難しいかもしれません。)

 

このように、お昼の時間というのは時間がいのちなのです。

ですから、事前のリサーチは欠かせません。

 

自分のお店の近くに会社などのお客様がいない場合は、お弁当を作り

配達することを考えなければいけないこともあります。

 

また、どのような業種であっても仕事が遅いというのは問題です。

 

 

物を作る仕事にあっては、人件費=コストがかかるということですから、採算の面でも

改善しなければいけないのです。

 

経営について一緒に考えましょう。 

 

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ある時テレビを見ていましたら、横浜中華街の中華料理店を取り上げていました。

 

よくある家族経営のお店で、売上を落として経営的に苦しい。

 

しかし、その店のランチは繁盛しており、お客様もこの店の料理はおいしいと

太鼓判を押しているのです。

 

このお店は、夜のお客様が少ないので苦戦していたのです。

 

ここで考えますと、同じお店でもランチはサービスメニューで経営し、夜の営業で儲ける

お店も多いのです。

 

その場合の、夜のお客様はビジネスの接待客が主力となります。

 

しかし、最近の経費削減の動きは、夜の接待を減らし、ビジネスランチをを食べながら

打合せをすることも多くなりました。 

 

番組で取り上げた中華料理店は、苦境から脱するために大幅なリニューアルを行い、

メニューの改善をしたのですが、思ったように売上が増えませんでした。

 

売上の減少は、お店の問題と言うより経済環境の問題が大きいので、今までと

発想を変えて商売しなければ難しいのです。

 


通常はランチでお客様を呼び、ランチが評判になりディナーもお客様が入るように

なるのですが、今の経済状況では無理なのです。

 

そして、この状況はこれからは普通のことなのかもしれないのです。

 

よく言われる、いまは景気が悪いから我慢をして、景気が良くなってから考えよう。

 

 

そんな考え方が、通用しない時代なのではないか。

 

 

今後の日本経済を冷静に考えますと、そう思えるのです。 

 

 

今の夜の料金では、どんなにおいしくても、予算オーバーでは利用できないのです。

夜も、一般の人を対象としたメニューと価格で営業することを考えたい。 

 

 

同じレストランでも、ターゲットにしている客層、営業する場所等によって営業方法が

違うのでご注意ください。

 

 

私と一緒に勉強しましょう。

 

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税理士を長くやっていると、いままで顧問先の方々から様々な質問を受けています。

 


その中で多い質問は会社で○○を買ってもいいですか、というものです。


これは、次のようなことが考えられます。

1.本当は個人で使用するものを会社で購入したい場合

2.会社で使用するものを会社で購入するのであるが、金額が大きいので心配して

確認している場合

 

この場合で大切なことは、「事実とは何か」ということです。

 

普通に考えればよいのです。

1の場合でいえば、たとえ会社で購入し会社名の領収書があっても、個人で

使用しているので認められません。

2の場合でいえば、会社で購入し会社で使用しているので認められます。

 

しかし、次の点で注意が必要です。

 

もし、2の場合であっても、普通の会社がスポーツカーを購入した場合、会社で

100%使用していると主張しても全部は認められません。

 

個人の趣味でスポーツカーに乗っていると見られるのです。

 

ですから、個人使用部分は否認されるのです。

もうひとつ、事実とは何かで大切なことは、客観的に見てあり得る行為かどうかです。

 

この客観性と言うのは、同族会社が多い中小企業が何かを行う時、特に会社と

個人との間で取引する時に重要になります。

 

通常行われないような取引、価格など注意する点はたくさんあるのです。 

 

そういう時は、私たち税理士に気軽に相談してください。

 

税理士森大志への相談は、森大志税理士事務所の新しいホームページをご覧ください。http://www.moritaishi.net/

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私の事務所には、飛び込み営業が良く来ますが、営業について考えてみたいと思います。

 


いつも不思議に思うことがあります。

 

私の事務所は会計事務所ですから、毎月顧問先の会社の決算があり、従って

月末が特に忙しいのです。


それなのに月末に営業に来ます。

 

先日も、電話での営業がありました。 

 

 

忙しい時にかかってくる営業の電話は腹立たしい。 

マイナスだと思います。 

 

 

相手の会社のことを理解しているか、疑問です。

 

 

ただ闇雲に営業に回っているとしか考えられません。

それでは、営業成績が上がるわけがありません。

 

 

また、求人募集の広告会社の社員も良く来ます。

何回も何回も来るのです。

 

しかし、私の事務所は求人募集をしていません。

 

何のために、何回も来るか判りません。

無駄だと思います。

 

そして、商品取引の営業マンも良く来ます。

 

一生懸命、商品取引を勧めるのですが、私は商品取引が嫌いなので

やらないと断ります。

 

しかし、これもまた、しつこい位何回も勧めてきます。

私は、商品取引が嫌いだと言っている訳ですから、いくら勧めてもやるわけが

ありません。

これもまた、時間の無駄です。

営業成績の良い営業マンは、見極めが早いと聞いたことがあります。

 

買う意思のない人に何回も営業しないそうです。

この人は、勧めれば買う人かどうか判るのかもしれません。


根性とかで、何回も通ったことにより購入する人がいることをまったく否定する

ものではありませんが、無駄な営業が多いのも事実です。

 

今のこの厳しい時代は、価格が大きなポイントを占めるのは間違いありません。 

 

 

まず、相手の会社を理解することが大切です。

 

そして、何を求めているか分析するのです。


今は、適切な提案営業をしないと誰も買ってくれないのです。


そのためには、勉強しなければなりません。


そして、そういうときに、顧問先の方々と一緒に経営について考えるのも、

私たち税理士の仕事だと思っています。

 

一緒に勉強しましょう。

 

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現金商売の場合を除いて、新規取引をする場合に新規取引先の調査を行うことは

普通に行われています。

 

そして、そのことは前に記事で書きました。

(「新規取引先の調査をする」参照)

通常は帝国データバンク、東京商工リサーチなどの会社を使って調査します。


最近の経済状況は、中小零細企業にとってますます厳しいことになっていますが、

ほとんどの企業は既存の取引先の売上が低迷している中、なんとか売上を増や

そうとして新規取引先の開拓を行っています。


最近私が顧問先の会社に代わり調査した会社の調査結果は、あまり良い結果では

ありません。

 

もともと中小零細企業の信用調査をした場合、「支払能力が十分にある」という

結果にはなかなかなりません。

 

「取引には多少調査が必要」という結果になる場合が比較的多いのですが、

最近は「取引には十分な調査が必要」と判定される場合が多くなっています。

 

そうなると、新規取引するかどうか悩ましいのです。

何もしないと売上が減り、あぶない会社と新規取引した場合、貸倒になる可能性が

あるのです。

 

私の経験から言って今みたいな経済情勢の時が、貸倒の発生率が高くなります。

 

普通であれば取引しないような会社でも、無理をして新規取引を始めてしまう場合が

多いからです。

 

 

最近ですと、立派なホームページに惑わされ、つい取引してしまうことがあります。

(取引した結果、支払ってもらえず未収金のままのことがありました。) 

 

 

ですから、やむを得ず新規取引を始める場合でも、例えば月末締めの翌月払い

(振込)などの支払い条件を求めるなど最悪のケース(貸倒れ)でも損失が出来る

だけ少なくなるようにします。

 

 

もし、手形支払いが条件の場合は無理をして取引しないほうが良いかも知れません。

 

また、振込が条件で取引を始めても約束通り支払ってくれるかどうか分かりませんから、

最初は少額の取引から始める事をお勧めいたします。

 

 

いずれにしても、新規取引の開始には十分な調査を行い慎重に対応してください。

 

そして、このような時に私は、社長と一緒に新規取引先の分析を行い、経営について

考えたいと思っています。

 

一緒に勉強しましょう。

 

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だいぶ前の話ですが、内容については今でも参考になりますので取り上げます。

 

平成20年1月26日の日本経済新聞朝刊に、「福地NHK会長就任」という記事が

ありましたが、自分の考えが間違っていないことを確信しました。

 

福地茂雄氏は、あのキリンビールと激烈なトップ争いをしているアサヒビールの元社長です。

この記事で、福地氏の次のようなエピソードが紹介されています。

 

『アサヒビールでは営業畑一筋に歩み、社長になっても顧客や現場を重視する

姿勢を貫いた。2001年に社運をかけて市場投入した発泡酒「本生」の発売当日、

自ら量販店の店頭に出向いて顧客の反応を確認。ヒットの確信をつかむやいなや

その日のうちに増産を決め、ビール系飲料でのシェア首位を同年にキリンビールから

一気に奪取した逸話はいまも社内の語り草だ。』
 

そして、NHKの会長を引き受けてからは、

 

『自ら電話で知らせて川崎市にあるNHKのコールセンターを訪問。

視聴者からどんな苦情が届いているか目と耳で確かめた。』

 

就任当日の職員への挨拶でも、

 

『「一番苦労しているのは週末も対応に当たるオペレーター」と発言。

視聴者の信頼をつなごうと最前線で対話にあたる現場を気遣った。』

ここで言える事は、

1.新商品に対する顧客の反応を自分の目で確認し、増産という経営判断をしている。

2.顧客の苦情の内容を自分の目と耳で確認し、経営改善のヒントをつかむ。

3.経営再建には現場の協力が必要なので、気遣いすることにより、現場を味方につける。

以上のように、


顧客・現場の声を重視し、経営判断していることです。

私もこのことは非常に重要なことだと思っています。

(『真実は現場にある』参照)

 

そして、次のことに注意することが大切です。

1.三越百貨店の元社長の岡田茂氏(天皇と呼ばれていました。)はお店の

視察をよく行っていましたが、従業員は社長が来るとお客様がいても社長に

気を使い、ご機嫌をとっていました。

これでは、何のために視察しているかわかりません。


2.ダイエーの副社長であった創業者の2代目が店舗の視察に行くと、事前に

売り場の商品を鮮度の良いものに替え、それを見て2代目は満足していました。

普段は売れ残りも多く、鮮度の悪いものも陳列していました。

これでは、正確な経営判断が出来ません。

 

 

このように、現場の人間は事前に用意してよく見せようとするのです。

みなさんが子供の時に、父兄参観があり給食の時間に給食の内容がいつも

よりよいと感じたことはありませんか。

 

このように、現場というのは取り繕うのです。

優秀な経営者はそういうことも考えて経営判断しているのです。

経営判断をするということは、ある物事の裏側にあることを読む、見通す能力が

必要なのです。

 

私と一緒に勉強しましょう。

 

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私は、温泉旅館が大好きです。


いままで色々な温泉に行きましたが、私の旅行の目的は、温泉に入り

おいしいものを食べ、日頃の疲れをいやすことです。

 

ですから、温泉地の造られた名所等を見て回ることは、ほとんどありません。

また、何回も同じ温泉地に行っているので、一度行った名所は二度は行かないのです。

(また行きたいと思うところには何回も行きますが、ほとんどない)

 

 

そして、最近は、うれしいことに、チェックアウトが11時の温泉旅館も増えてきました。

 

チェックアウトが遅い分、料金は少し高いのですがそれでもうれしいのです。

 

何回か11時チェックアウトの温泉旅館に泊まったのですが、がっかりしたことが

何回もあります。

 

群馬県のある温泉旅館では、朝7時に布団をあげに来ました。

これは、朝7時に起きろと言われているのと同じです。

 

10時チェックアウトなら7時起床8時朝食ですから、まだわかります。

しかし、11時チェックアウトでその分料金も高いのに、今までと同じ7時起床なのです。

 

また、静岡県のある温泉旅館では、温泉の利用は朝9時まででした。

10時チェックアウトなら、まだわかりますが11時チェックアウトでその分料金も

高いのに、今までと同じ朝9時まで利用なのです。

 

いずれの温泉旅館も、うわべだけの11時チェックアウトなのです。

 

おそらく、テレビ、雑誌、新聞などの記事を見て真似をしているのでしょう。

 

 

自分がお客になって経験して、そのサービスを導入しているとは思えないのです。

 

 

私が思うに、ほとんど旅行などもしたことがなく、今の旅行業界の現状などが

分からないと思います。

 

お客のほうが、様々な所に行っており経験も豊富で詳しい。 

 

お客様のことを考えている宿(経営者が様々な経験をしている)はもう少し

のんびり起床し、朝食後風呂に入ってもいいし、食後、ゆっくりできるように

布団はかたずけないでそのままというのも多いのです。

 

ここでいえることは、自分がお客であればどのように過ごすという観点から、

サービス全体を考えることです。

 

うわべだけまねをして、料金だけ高いのでは納得がいかないし、二度とはいかないのです。

 

温泉旅館がだめになった一因がここにあるような気がします。

 

 

また、集客のためにサービス券などを発行している場合も、最初にサービス券を提示

しなければだめという店も多い。

 

なぜ、最初に出さなければだめなのか。(意味不明) 

 

サービス券を出した場合と出さない場合で内容が違うのではないかと、疑心暗鬼に

なるのではないでしょうか。

 

そんなサービス券ならば止めた方が良い。

 

「何のためにそのサービスがあるのか」よく考えましょう。

 

そして、一緒に勉強しましょう。

 

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企業経営を考える時に、時代の流れを読むことが大切だと考えます。

 

今回は、特定の企業ではなく、時代の流れを読んでどのように考えるか、

基本的な考え方を書きました。  

 

国及び各種団体は各種調査データを公表していますが、その中でも

国税庁の公表しているデータは、課税実績に基づいているので非常

に信頼できると思います。


「時代の流れを読む」には、各種公表データの分析が欠かせないの

ですが、実際の国の政策判断においても利用されています。


よく世論調査などの結果において、各新聞社間で違う場合が多い

のですが、それは微妙な質問の仕方による差であったり、質問の

内容によっては本当のことを答えないからだと考えます。

 

大企業は力があるので、自社製品の広告等を通じて消費者の反響等

を調べることができますが、私たちはそんな予算もありませんので、

国等が公表しているデータを利用するのです。

 

国税庁の公表しているデータのなかに交際費の支出額に関する

ものがあります。

 

 

それは「税務統計からみた法人企業の実態」です。

それによると交際費の支出額は

平成 4年分 6兆2078億円

平成14年分 3兆7426億円

平成15年分 3兆4645億円

平成16年分 3兆4393億円

平成17年分 3兆5338億円

平成18年分 3兆6313億円

平成19年分 3兆3799億円

平成20年分 3兆2260億円

となっていて、平成4年をピークとして半減しています。


私たちは、よく景気が悪いと言う言葉を使いますが、この数字を見ると、

時代の流れが変わり、今の状態が普通なのだと分かります。

 

 

そのように考えますと、交際費ビジネスと言われるゴルフ場、高級料亭、

高級ホテル、高級旅館等が厳しいのは当たり前なのです。

 

 

それなのに、あるホテルは宴会場の改装を行ったりして、時代の流れが

変わったことを理解できなかったのです。 

 

 

会社の宴会も一次会だけ、社員旅行もない、そんな会社が普通に

なりました。

 

また、バブルの時のように戻ることはありませんから、今が普通であると

考えなければいけないのです。

 

そうしますと、カラオケボックスで会社の宴会が出来るように、広い部屋、

本格的な料理が出るお店を考えたり、居酒屋で本格的なカラオケルーム

を創る。

 


団体客相手の大型温泉ホテル、旅館を個人客が中心の宿に切り替える。

 

 

今までは、団体客、交際費を使うお客様を相手に楽に稼ぐことばかり考えて

いましたが、個人客を相手にするビジネスに、転換しなければいけないのです。

 

 

この転換をうまく出来なかった企業は、バブル崩壊後長く低迷し、倒産したり

廃業に追い込まれたのです。

 

 

いかに、「時代の流れを読む」ことが大切か、運が悪いと嘆くのではなく、

この数字を分析しビジネスに役立てている人もいるのです。

 

 

私と一緒に勉強しましょう。



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職業柄今まで色々な経営者と接してきました。

 

たたき上げの経営者、脱サラの経営者等様々な経営者がいます。


今の日本では大学を卒業した経営者も珍しくありませんが、たたき上げの

経営者の多くは大卒ではありません。

 

不思議なことに、この学歴と実際の会社の経営とは比例しないことが多い

のもまた事実です。

 

今でもお付き合いがある、引退したある社長のことをよく思い出します。

 

私が独立した時に、私の事務所の顧問先になってくださり、非常にかわい

がってくださいました。


そんな関係で、その会社の慰安旅行には必ずと言っていいほど声をかけて

くださり、すべてに参加しました。

 

また、社員の方とも親しくさせていただき、本当にお世話になりました。

 

この社長は、独立してからコツコツと真面目によく働き、その結果業績も

ずっと順調でした。

 

そして、あのバブル経済になったのです。

 

当然、会社の業績がいいので銀行の支店長から融資話が

しょっちゅうありました。

 

ある時は、銀行の支店長から融資をするから、ビルを買わないかと

勧められたのです。

 

しかし、今でも思い出しますが電卓で一生懸命計算して、採算が合わないと

断ったのです。

 

本当に見事な対応でした。

 

「社長の第六感(経験に基づく客観的な判断)」でこんなバブルが

いつまでも続くわけがないと、冷静に判断していました。

 

人間と言うのは欲がありますから、物事を自分の都合のよいように判断

しがちです。

 

そして、失敗をするのです。 

 

私は、この 「社長の第六感(経験に基づく客観的な判断)」が大切だと思って

いますが、儲かっている会社の社長はよく当たるのです。

 

その社長が、何年か前、機械の更新をするかどうかで悩み、新規に

設備投資をしても採算が合わないと会社をたたみました。

 

今から考えると、一番いい時にやめたのです。

 

本当にお見事なのです。

このように「社長の第六感」は今まで失敗をしません。

 

常に冷静で、客観的に物事を見ることができるからだと思います。

 

この社長が、会社を辞める時に先生のおかげで今まで順調でうまく

いったといって下さいました。

 

本当に税理士冥利に尽きるとはこのことだと思います。

この場をかりて、お礼を言わせてもらいます。

 

こちらこそ本当にありがとうございました。

 

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私たち中小企業が新規開業を考える時に、当然に市場調査をしますが、

大企業と違いその経費も限られます。

 

そこで、ひとつ考えられるのが全国チェーンの大手企業が進出している

かどうかで判断するのです。

 

大手企業が進出する時は、市場調査を行い、売上を予測し、会社が目標と

している利益率が見込める時に、出店するからです。 

 

サービス業であれば、マクドナルドが進出しているかで考えることも出来ます。

 

また、マルハン、ガイアなどの大手パチンコチェーンがあるかどうかで判断する

こともあります。

 

進出している会社と顧客が一致するかどうか。

 

最近では、大手ファミリーレストランの撤退の後に、居抜再生をして出店する業態も

ありますが、大手ファミリーレストランが出店の時に市場調査をしているはずと、

詳しく調べないで出店する会社もあるようです。

 

いずれにしても、狙っている客層を分析し、自分の足で調査することは必要です。

 

顧客分析、地域分析、商品分析など調べることはたくさんあります。 

 

私と一緒に勉強しましょう。

 

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日本はデフレ経済が進行し、どの企業も価格低下に苦しんでいます。

 

そう考えますと、いやでも今までのやり方を変え、新しい価格に対応できるかが

企業が生き残れるかどうかの鍵を握るのは明らかです。 

 

そんな時代でも、現実はなかなか変わることができません。 

 

中小企業の社長が、知り合いの紹介で新規取引先に売り込みに行った時の話です。


先方の社長と話をしていると、少しでも原価を減らして粗利益を増やしたいということを

言います。


「安くて良い原材料があったら教えてください。」とほとんどの社長が言うそうです。

 

当然に、今まで取引している会社より安い原材料の提案をするのですが、いまいち

現場の反応が良くない場合が多いのです。

 

相手の会社の社長は工場長ないし製造部長に話をしておくので、話を進めて

くださいと言うのですが、結局話が進まない場合が結構あります。

 

現場は、原価が安くなるより今まで通りの製造方法の方が、慣れているので

いいのです。

 

原材料を変えた場合、今までと違うので、例えば加工時間が違ったり、配合する

量が違ったり、今までと同じということはありません。

 

当然に、新しい配合に慣れるまでは大変なのです。

そうすると、中には自分の仕事が増える、新しいことの勉強をしたくないと言う

理由で反対する人がいるのです。

 

それも、表面的には違う理由で反対します。

 

そうです。

 

自分の仕事が増えるから、新しいことを勉強したくないからという理由で反対

出来ないからです。

 

経営者が一生懸命、原価や経費削減のため新しいことを導入しようとしている

のに協力的でないのです。

 

「抵抗勢力は内にいるのです。」

私は、このことは、製造業だけでなくあらゆる業種に共通の問題だと思っています。

 

原材料の高騰が続く中、製品価格の値上が難しくなっています。

私たち中小企業は、この難局に打ち勝たなければなりません。

 

こういうときは、現場にまかせっきりでなく社長がリーダーシップを発揮しない

と上手くいきません。

 

私は、このような時に、社長の相談相手になれる税理士になりたいと思っています。

税理士森大志は、顧問先の社長と一緒にがんばりたい、少しでもお役に立ちたい、

いつもそう思い努力しています。

 

私と一緒に勉強しましょう。

 

税理士森大志への相談は、森大志税理士事務所の新しいホームページをご覧ください。http://www.moritaishi.net/

税理士森大志の執筆、セミナーの実績は、下記をご覧ください。http://www.moritaishi.net/seminar

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私は豊島区池袋で開業し税理士として様々な会社を見てきましたが、起業して成功している会社には『戦略』があります。

その経験を活かし、このサイトは、経営戦略を勉強し中小企業を応援いたします。

起業家のための創業支援、起業戦略の相談・『税理士森大志の起業戦略塾』は、東京都豊島区池袋の会計事務所・森大志税理士事務所が運営しています。

 実際の企業の事例に基づくセミナー『真・東京企業戦略塾』の開催をしています。

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プロフィール

名前 森 大志(もりたいし)
性別 男
職業 税理士

東京都豊島区池袋で開業している税理士です。今月の税務・税制改正等は上記サイトをご覧下さい。

森大志税理士事務所

住所

〒170-0013
東京都豊島区東池袋5-50-6 栄第一ビル6階

豊島区池袋の税理士森大志のとことん事例にこだわる実践経営セミナー・東京企業戦略塾

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